S)キャロリングってフィリピンに来るまで知らんかったわ。家の前で歌ったり、演奏したりして、クリスマスムードを盛り上げてくれるんや。
J)それでお返しにお菓子をあげたりお金をあげたりするのよね。でも、それが上手な人もいれば、そこそこの人も居て...今から思えば2017年のクリスマスは気楽だったわよね~。
S)あの時はアパートの3階におって、夜はガードマンがおったしな。誰でも3階まで上がって来れへんかったからなぁ。
J)2018年の4月に引っ越して、今は1、2階のアパートで、誰でも来るようになったわね。
S)11月になったらフィリピン人はクリスマス気分らしくって、玄関から明かりが見えたら、次々やって来てキャロリングや~。おちおち飯も食ってられへんかったな。
J)たまにならいいんだけどね。1日何度も、11月から来られたら落ち着かないってことになって、食卓を奥の部屋に移したのよね。
S)それで一段落やったけど、12月には昼間も沢山来るようになって、子どもらにはずいぶんお菓子を振る舞ったなぁ。
J)1日に何度も同じ子が来たりするから、しまいには証拠写真撮っていたわよね。






S)これ、聞くところでは9月1日から始まったりもするらしいで。それで1月まで続くねん。うちらの場合は11月ごろから1月の初めまでやったけどな。
J)フィリピンの習慣なのね。長いクリスマスね~(^_^;)
S)それでもフィリピンの子どもたち、かわいいねん。ついつい何かあげたなるわ~。握手してもらったりしたら嬉しそうにしてくれるしな。
J)そうね。めんどくさいな~って思いながらも、すごく喜んでくれると、こっちも嬉しくて幸せな気持ちになるのよね。
S)子どもばかりやないで~。おっさんばかりのグループも来てな、「クリスマスやから金くれ」って言うから、歌でも歌ってくれ、言うて。そしたらみんなで大合唱してな...ポケットにあった15ペソやったら喜んでたわ~。
J)ご夫婦かしら?って感じの人たちもいたわね。男の人がギターを弾いて、上手だったわ。
S)我が家には来えへんかったけど、学生らしいグループが大きな太鼓をひきずって移動してるのも見たで。
(↓2017.12のアパートの3階から見たグループの演奏の様子)
J)いよいよになったら私たちもやってみる?
S)ムリムリ!英語かビサヤ語やで。それか演奏や。大人の場合はそこそこ上手やないとあかんで~。練習せえへんとあかんで。