S のただ今ビサヤ語学習中(7):数の表現①
- 2018/06/11
- 08:00
数の表現①
今回は数の表現のうち、基数と序数を紹介します。
1. 基数詞
まず、基数詞、つまり数えられるものの数を表す基本となる数詞です。
1から10までを見ます。
1 - usa /うさ/
2 - duha /どうは/
3 - tulo /とぅろう/
4 - upat /うぱt/
5 - lima /りま/
6 - unom /うのm/
7 - pito /ぴとう/
8 - walo /わろう/
9 - siyam /すいやm/
10 - napulo /なぷろう/
「1本のボールペン」は kabuok「小片、個」という語の簡略表現であるkaを用いて、
usa ka ballpen
と表現します。
「2本のボールペン」なら
duha ka ballpen
となります。
ballpenは「ボールペン」。英語とは違って複数でも語形変化はありません。
2 序数詞
「第...番目」という意味の順序を表す数詞です。
基数の前に ika /いか/ をつけます。
1番目から10番目までを見ます。
1番目 - ika usa
2番目 - ika duha
3番目 - ika tulo
4番目 - ika upat
5番目 - ika lima
6番目 - ika unom
7番目 - ika pito
8番目 - ika walo
9番目 - ika siyam
10番目 - ika napulo
「1月1日」は「1月の第1日目」なので序数表現 ika usa を用います。
「1月の」は sa bulan sa Enero と表します。
・Enero /えねろ/ 「1月」rの発音はスペイン式の巻き舌です。
・bulan /ぶーらn/ 「(暦の)月」(ちなみに地球の衛星の「月」も同じ語です)
・saは特定のものを表しながら接続語の機能を持っています。
したがって、「1月1日」は
ika usa sa bulan sa Enero
となります。
「2月2日」なら
ika duha sa bulan sa Pebrero
となります。Pebrero /ぺbれろ/は「2月」です。
ここで1年の月を見ておきましょう。
「1年の月」Mga bulan sa tuig
・mga /まん(g)あ/ 複数を表します。名詞そのものに複数形はありませんが、複数のものであることを表すときに名詞の前に用います。ここでは mga bulanで「(複数の)月」を意味します。
・tuig /とういg/「年」
1月 - Enero /えねろ/
2月- Pebrero /ぺbれろ/
3月 - Marso /まrそ/
4月 - Abril /あbりl/
5月 - Mayo /まーよ/
6月 - Hunyo /ふんにょ/
7月 - Hulyo /ふlいよ/
8月 - Agusto /あぐおsと/
9月 - Septembre /せpてmbれ/, Septyembre /せpてぃえmbれ/
10月 - Oktubre /おkとうbれ/
11月 - Nobembre /のべmbれ/, Nobyembre /のびぃえmbれ/
12月 - Disembre /でぃせmbれ/, Disyembre /でぃすぃえmbれ/
次回はお金の数え方についてです。
(S)