ペディキャブ(トライシクル)にて
- 2018/04/11
- 08:00
J)この前ペディキャブに乗ったとき、私たちのアパートまであと300m位って所まで来て、ドライバーが何か呟いたでしょう?私には「tired」って聞こえたのよ。
S)途中で止めて、「降りてんか」言いはったんや。はじめ何やろ思たワ。
J)ねぇねぇ、自分が疲れたからもう降りてってことだったの~?
S)ちゃうちゃう。あれは「flat tire」言うたんや。パンクのことや。
確かにバイクの後輪がぺしゃんこやったで。
J)ひゃ~(^^;
私、てっきり「もう、疲れた、降りてくれ...動けん!」って言われたのかと思ったわ(^◇^;)
S)ははは。そんなん聞いたことないワ!
J)そうかあ。でも、おかげで運賃タダにしてくれて助かったね。
そういえば前にも面白いことがあったわよね。
家の近くで「Post office」(郵便局まで)って行先を告げて、ドライバーの了解を得て乗り込んだときよ。
S)ああ、あのときは「着いた」言うから見たら海岸通り沿いの「Bos Coffee」やった。
腰抜かしそうになったで。
ポストオフィスとボスコーヒー。違うと思うんやけどなあ。
J)発音良すぎた?
S)たぶん男の低い声やとバイクの音で聞こえにくいんと、あとは最初のpostをはっきり「ポウスト」て言うてたらよかったのかもしれんな。
J)でもフィリピン独特の発音もあるんでしょ?
S)そうや。例えば英語で大学構内はcampus「キャンパス」やろ?
でもここは「カンポース」やねん。しかもポーが強いねん。
「キャンパス」言うたら訂正されるで。
J)へえ~。あと教会に行くときも最初苦労してたじゃない。
S)ああ。時々行くカトリック教会な、あれOur Mother of Perpetual Help (たえざる御たすけの聖母)いう所やけど、perpetualはふつうの英語式に「パーペチュアル」言うたら通じへん。「パーペトゥアール」言わなあかんのや。しかも最後の「アール」が強いねん。
それがわかってからは一発で通じるようになったけどな。
J)フィリピンの英語ってスペインの影響受けているのかな?
S)どうもそうみたいや。アメリカ英語が入ってきてもスペイン300年超の占領の歴史は大きいで。