我が家のランブータン
- 2023/10/12
- 08:00
J)今年の我が家のランブータンは大豊作よね。2本ある木のどちらも!
S)ほんまやなあ。どっちもこの土地に初めから生えてたもので、家が建設中やったころはまだ小さくてたいして実もつけへんかったんや。けど、オレらが住み始めた一昨年は、まず大きいほう木のランブータンに初めてけっこうぎょうさん実が付いたんや。
J)私たちだけでは食べきれないからご近所さんにも持って行ったよね。
S)それでもまだまだあったし、高いところのは取れへんしで、どないしよかって思ってたら、そのうち業者が来て収穫してキロ30ペソで買ってくれて助かったな。
J)大きいのがほぼ終わった頃に小さい方も少し実をつけてくれたわ。前の年よりたくさん成ったよね。
S)ああ、しかも時間差で成ったのがよかったで。それで去年も期待してたんやけど、不思議なことに、大きい方は去年一個も実をつけへんかった。
J)ご近所のランブータンがあるおうちの人に聞いたら、やっぱり同じだったって。エネルギー使い果たして去年は休んでたのかもね。
S)そやな。去年は小さい方だけやった。同じランブータンでもちょっと種類が違うんやろか。土地のオーナーさんはどっちも「マハリカ」って言ってはったけどな。
J)どうなんだろうね。マハリカのほうが高く売れるからマハリカであってほしいけど。
S)で、今年や。びっくりしたな。
J)今年はどっちも大豊作!特に大きい方の木はよくあの実の重みに耐えてると思えるほどだったわ。
S)小さい方も成長してて、今年は去年よりしっかりした実をぎょうさんつけてくれてるな。もう10月中旬やけど、まだ緑色の実もあるから、もう少し収穫出来そうやな。
J)でも今年これだけ実ったら、来年はどっちの木もひと休みかもしれないね。
S)そやなあ。どっちかだけでも実をつけて欲しいけどな。
J)ランブータンって、もしかしたら日本人にはあまり知られていない果物かもしれないから、ちょっと説明すると、東南アジア原産のムクロジ科に属するトロピカルフルーツで、マレー語で「毛」「髪」を意味する「ランブー」と接尾後(~もの)が付いた「毛の生えたもの」っていうのが名前の由来らしいわね。
S)確かにもじゃもじゃと毛の生えた表面は「ウニ」みたいやで。7年前に英語学校の食後のフルーツに出てきたのを初めて見たときにはびっくりしたなぁ。



J)美味しいのだけど、糖度が20度もあるらしくて、糖尿病持ちの私は医者に止められてしまったわ。
S)それだけ甘いからか、蟻がぎょうさん寄ってくるんや。だから収穫したら数時間から半日位、水に付けて蟻退治せえへんとあかんねん。
J)フロートを作ろうと、一度にたくさん皮をむいて、種を取っていると、どうしても甘い水分が飛んでしまうみたいで、部屋の中の台所でその作業をやったらあとで大変なことになったわよね。
S)そや、小さいアリンコがぎょうさんやってきて大変やった。それ以来その作業は外のダーティーキッチンでやるようになったな。
J)ランブータンの種が身離れしにくくて、食べずらいって話もあるけど、食べる人もいるよね。
S)噛んだら簡単に砕けるからな。オレも種出すのが面倒なときは食べることもあるけど、特に味わいがあるわけでもないし、種まで食べたらすぐお腹いっぱいになってしまうからあんまり食べへんで。
J)まだまだ研究中らしいけど、種や皮にも健康にいい効果がありそうなことが書かれていたわね。
S)へえ。甘いだけではないんやな。
J)今年、庭に真っ赤な実が鈴なりになっている様子が圧巻だったので、みんなに見てもらいたくて動画を作ったので見てみてね。
S)日本の皆さんにもフィリピンの美味しい採れたてのランブータン味わってほしいなぁ。
リンク
リンク