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フィリピンの年越し(2020)

あけましておめでとうございます。

J)フィリピンに来て3回目の年越し。毎年違う所で迎えているけれど、今年はバレンシアのアパートで日本に住む長男も来て家族で新しい年を迎えることが出来たわね。

S)バレンシアの年末年始も特徴的やったなあ。

J)そう!まず驚いたのが12/25の早朝から何やら外が騒がしいの。

S)みんな熱心なクリスチャンやから、朝から連れだってミサに行く人かと思ったで。

J)我が家の近くの、わりと大きめで古くから住んでいそうな家に人々が吸い込まれて、少ししたら出てくるの。

S)よく見てたら、みんな何かをもらっているんや。

J)相当な荷物になるようでリュックに詰め込んでいる人や、大きなバケツを抱えている人。そんな人々が大勢歩いていたわ。

S)ああ。ゾロゾロとな。で、それぞれの家に行ったら「Pasko!」ゆうてんねん。あれでわかったワ。あれクリスマスゆう意味や。クリスマスのギフトゆうか施しをもらいに行ってるねん。

J)山から来る人が多いっていう話を聞いたよね。

S)キャロリングの場合は、歌ったり楽器演奏したりしてそれに対して何かあげるけど、そういうのなしでただただもらいに来るという習わしがあるんやな。

J)そういえばドゥマゲテに住んでた時に一家で車に乗って来た人たちがそうだったじゃない?

S)そやった。あの時はキャロリングしか知らへんかったから、何か歌ってんか?って言ったら合唱してくれたけど、あの人たちも山から来たのかもしれへんな。

J)ここじゃあそういう人たちがたくさん来るってわかってるから予め用意しておくのね。

S)ああ。ある人から聞いたところやと300セットくらい用意しておくっていう話や。

J)貧しい人が多いのはフィリピンの問題点かもしれないけど、みんなが助け合う習慣があるのはいいことだと思うわ。

S)同感や。

J)それから日本と違うのは、クリスマスの25日を過ぎたらもう「ハッピーニューイヤー」なのよね。日本なら元旦になって初めて「あけましておめでとうございます」でしょ?

S)そうや。まあ、日本なら新年が明けて初めて「あけまして」になるからなあ。こっちはクリスマスが終わったら宗教的な意味で新しい年になるわけやし、そもそも英語のHappy New Year! は I wish you a happy new year.「幸せな新年があなたに来るよう望んでいます」という意味があるから、早めでも違和感ないんやと思うで。

J)なるほど、そうなのかもね。

S)それにしても、12/31はやっぱし結構な騒ぎやったな。



J)うん、バレンシアでの初年越しもドゥマゲテのときと同じ感じだったね。爆竹とラッパの音はドゥマゲテと変わらなかったけど、花火はドゥマゲテよりも少なかったかなぁ。びっくりしたのは我が家が大きな通り沿いだからというのもあって、バイクの音がすごかったね。

S)そや、暴走族の大量発生かと思うたで。

J)どうしても大きな音を立てたいらしく、空き缶らしき物やら何個もぶら下げてひきづって走ってるバイクもいたよね。

S)あれは結婚式でやるもんかと思っていたけどな。そやけど、あの音出すゆうのんは、花火も含めて「悪霊」を脅かして追い払うという意味があるって聞いたで。

J)どおりでけたたましく音を出すわけね。

S)来年はうちもやろか?ストレス発散できるで~。

J)バイク吹かして警笛とラッパ鳴らして邪気を追い払うのね。気持ちいいかもね。

S)それと、こちらの人から聞いてびっくりしたのは、年末に掃除してゴミを掃き出すとあかんねんて。

J)ええ?なぜ?うちは思いっきり掃除しちゃったわよ。

S)それやると、幸運を掃き出してしまうということになるらしい。

J)国が違うと風習も違うものね。私たちもここに住んでるんだから従ったほうがいいかしら。

S)ええことゆうなあ!そうこなあかんわ。オレらも今年の暮れは大掃除はやめとこ~!

J)あ、う~ん。やっぱりそこは日本流でもいいんじゃないかしら?今年の年末には私たちも新しい家にいるはずだし、きれいな家に幸運を迎えたいじゃない?

S)いやいや、こっちの幸運は掃除で逃げてしまうタイプやねんから、そっとしといたほうがええと思うワ。

J)それさ…単に掃除したくないだけでしょ!(怒)

S)…テヘッ(≧∀≦)







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ドゥマゲテ・レポート

Author:ドゥマゲテ・レポート
3.11以降、色々なことに気づき始めた私たち...
このまま、何事もなかったかのような毎日を過ごしていて良いのだろうか?悩んだ末に、千葉県から北海道に引越し、2017.7思いきってフィリピンに引越ししてきました。北海道に引越しした時も、フィリピンに引越ししても同じように考えている人って居るものです。そして仲間は多ければ多いほど協力して過ごしやすくなるものです。海外で暮らしてみたい人、なかなか思ったように一歩を踏み出せない人に、どうやって私たちが引っ越して来たか、私たちでわかる範囲のこと、特にドゥマゲテとその周辺の情報を発信していきたいと思っています。(J)

J の夫です。2019年3月にドゥマゲテから隣町のバレンシアに引っ越しましたが、ドゥマゲテ周辺ということでブログのタイトルは当面「ドゥマゲテ・レポート」のままでいきます。よろしくお願いします。(S)

*イメージはドゥマゲテから望むタリニス(Talinis)山の夕景です。
*コメントは承認制にさせていただきます。

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