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S のただいまビサヤ語学習中(20)


比較:pareha (ra) ka- ... ~「〜と同じくらい…」・mas ... kaysa ~「〜よりも…」・(ang) pinaka ... ~「〜の中で一番…」

(1)無比較文

<基本例文>
Siya kay taas.

<日本語訳>
彼女は背が高い。

【解説】

・他との比較を含まない文というのはとりたてて項目とするべきものではありませんが、ここでは「同等比較」「比較級」「最上級」の例文の元となる文としてSiya kay taas.「彼女は背が高い」という文をとりあげましょう。

・Siya kay taas. は主語であるsiya「彼は、彼女は」を文頭に置いた形です。kayは「=」を表す語。taas / た[/]s / は「高い」という形容詞です。

・上の基本例文の主語を2番目の位置に置くと、次のようになります。
  Taas siya.


(2)同等比較「〜とちょうど同じくらい…」を表すpareha (ra) ka-… ~

<基本例文>
Siya kay pareha ka-taas nako.

<日本語訳>
彼女は私とちょうど同じ背の高さだ。

【解説】
・「〜とちょうど同じくらい…」という意味の比較(同等比較)は、
    pareha (ra) ka-… 〜
 で表します。parehaは「同じ」という意味。raは強調語ですが、なくても構いません。ka-はこの表現で形容詞や副詞につける接頭辞で、上のpareha (ra) ka-…+〜で「〜とちょうど同じくらい…」という意味のセットフレーズになっています。taasは「背が高い」という意味の形容詞です。

・最後のnakoは「私」という意味で、pareha (ra) ka-… nakoで「私とちょうど同じくらい…」という意味になります。

・基本例文ではraがありませんが、raをつけてSiya kay pareha ra ka-taas nako.としてもかまいません。

・上の基本例文はparehaを前に置いて次のようにも表現できます。
 Pareha (ra) siya ka-taas nako.

・もう一つ別の例文を見てみましょう。
 <例文> Karon kay pareha ra ka-init gahapon.
 <日本語訳> 今日はちょうど昨日と同じくらい暑い。
  ・karonは「今日」、kayは「=」を表す語、ka-initは init「暑い」に ka- がついたものです。gahaponは「昨日」です。
  ・parehaを文頭に置くと次のようになります。2文目のugは「と」という意味です。
      Pareha ra karon ka-init gahapon.
      Pareha ra ka-init karon ug gahapon.「今日と昨日は同じくらい暑い」


(3)比較級「〜と比べてより…」を表す mas … kaysa ~

<基本例文>
Siya kay mas taas kaysa nako.

<日本語訳>
彼女は私よりも背が高い。

【解説】

・「〜と比べてより…」という意味の比較(比較級)は、
  mas … kaysa ~
で表します。mas … は「より…」という意味。kaysa ~で「〜と比べて」という意味です。これはまたkompara ~ /こぅmぱら/ とも表現できます。
    Siya kay mas taas kompara nako.

・上の基本例文はまた次のようにも表現できます。
 Mas taas siya kaysa nako.


(4)最上級「〜の中で一番…」を表す(ang) pinaka … ~

<基本例文>
Siya ang pinaka taas nilang tulo.

<日本語訳>
彼女は三人の中で一番背が高い。

【解説】

・「〜の中で一番…」という意味(最上級)は、
  ang pinaka … 〜
で表します。

・ang pinaka taasの後ろのnilangはsila「彼ら」の目的格nilaに接続語尾ngがついたものです。tuloは「3」。nilang tuloで「彼ら3人」という意味になります。

・angは「比較級」のときの例文にあるkayの代わりになるもので「=」の意味を併せ持っています。

・上の基本例文は次のようにも表現できます。
  (a) Pinakataas siya nilang tulo.
  これは、主語のsiyaを第2位に置いた形です。このとき、angは不要となります。「比較級」の例文の変形版である Mas taas siya kaysa nako.でkayが不要となったのと同様です。

  (b) Ang pinaka taas nilang tulo kay siya.
  これはang pinaka taas nilang tuloを先頭に置いたもので、このようにangごと移動することで「彼ら3人の中で一番背の高い人」という意味になります。ここでは、これを主語として、「=」を表すkayを挟んでsiyaを置いています。したがって、この文は「3人の中で一番背の高い人は彼女です」という意味になります。基本例文とは重点が違っているのがわかります。


ここに紹介したのは「比較」のごく基本に過ぎません。私もまだ十分な量の例文に触れたわけではありませんのでさらに研究したいと思います。
次回は代名詞についてまとめたいと思います。

(S)



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ドゥマゲテ・レポート

Author:ドゥマゲテ・レポート
3.11以降、色々なことに気づき始めた私たち...
このまま、何事もなかったかのような毎日を過ごしていて良いのだろうか?悩んだ末に、千葉県から北海道に引越し、2017.7思いきってフィリピンに引越ししてきました。北海道に引越しした時も、フィリピンに引越ししても同じように考えている人って居るものです。そして仲間は多ければ多いほど協力して過ごしやすくなるものです。海外で暮らしてみたい人、なかなか思ったように一歩を踏み出せない人に、どうやって私たちが引っ越して来たか、私たちでわかる範囲のこと、特にドゥマゲテとその周辺の情報を発信していきたいと思っています。(J)

J の夫です。2019年3月にドゥマゲテから隣町のバレンシアに引っ越しましたが、ドゥマゲテ周辺ということでブログのタイトルは当面「ドゥマゲテ・レポート」のままでいきます。よろしくお願いします。(S)

*イメージはドゥマゲテから望むタリニス(Talinis)山の夕景です。
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