ドゥマゲテからバレンシアへの引越し④
- 2019/04/24
- 08:00
J)じゃ、今日は引越し当日の話よ。
S)ああ、ええよ。
J)Matiao Transport Serviceとの最初の打ち合わせで、引越し当日は朝7時~8時にトラックで来るということだったわね。
S)そやな、まあフィリピンタイムやろから遅れるんちゃうかって思ってたけど、そんなことなかったで。8時ちょっと前にすぐ近くまで来たから場所教えてくれって連絡が来て、近くまでバイクで迎えに行ったんや。
J)ウイング式に開閉する大型トラックが到着して、荷物を全部積み終わるのにどれだけ時間がかかったかしら?たぶん1時間もかかっていないのじゃないかな?
S)ああ。ものすごい速さで一度に何個も重いボックス積み上げて運ぶんでホンマびっくりしたわ。力持ちやで。
J)前のアパートから運び出すときも新居に運び込むときも養生なんて何もしないから、新築の家に引越す時はあらかじめそういう用意は自分でしなきゃいけないと思ったわ。
気づかないうちに冷蔵庫を運び出そうとしてて、斜めにして運んでたから中から水がポタポタ流れちゃっていて、慌ててストップかけたけど、運び出すギリギリまでと思って入れていた飲み物がこぼれちゃっていたの。
S)スピード早すぎてこっちでこまかく指示する暇もないくらいやったからな。
J)そうね。荷造りの時に箱が足りなくて、紙袋に入れていた物も、ゴミ袋に入れていた物もお構いなくトラックにどんどん入れていたわね。そして部屋の中はアッと言う間に空っぽになったわね。
S)でも、大きなトラックやったから荷台にかなり余裕があったのは助かったな。下手したら2回往復せなあかんやろかって思ってたからな。
J)新しいアパートに行くとき、あなたはバイクで行くとして、あと二人はどうするのかなって思ってたんだけど、荷台に乗るんじゃなくてよかったわ。
S)そうそう。息子が車酔いするからバイクの後ろに乗って行きたいゆうて、あんたがトラックに同乗することになったけど、乗り心地どうやった?
J)英語もビサヤ語も話せない私が同乗していいの?ってちょっと不安だったけど(^_^;)、あなたはバイクの運転があるし、息子がバイクの後ろに乗るなら、私しかいないじゃない?でもね、トラックは思った以上に快適だったわ。目線も高くてよく見えるし、バイクと違って背もたれがあるから後ろに寄りかかって行けるんだもの。
S)いつもオレらがバイクで通る道は近いんやけど、途中の川渡るときに橋の舗装が取れててガタガタやから、割れ物もあるし遠回りしても大通りから行ったほうがええんちゃうかて言ってん。そしたら、そのときは「そうしよ」みたいになってたんやけど、結局狭い川のほう通ってたな。どうやらショックアブソーバーがすごい効いてるトラックで全然問題なかったみたいや。
トラックが出発した後バイクを走らせたんやけど、なんか前の方に見たことあるトラック走ってんなあ思ったら、あんたが乗ってるトラックやった。
J)ビサヤ語飛び交うトラックでのプチ旅は楽しかったわ。曲がり角で後ろを見たら2人の乗るバイクが見えて、途中でトラックを追い越したじゃない?「あ、あれあれMy hasband and my son」って言ったらなんだか盛り上がっていたわ(^^)
降りるときにトラックの高さの割に足をかけるスペースが小さくて、ちょっとだけ転んでしまったけど、無事新居に到着。
(↑トラックの車中)
S)ああ。途中で手え振って抜かしたった(笑)。
J)積む時のスピードもすごかったけど、着いてから降ろす時もすごかったね。箱によっては、置く場所を指示した紙を貼ったり、FRAGILE(割れ物注意)と書いておいたけど、あまり意味がないような感じだったわ。
S)今度のアパートは狭いし、次に家建てたらまた荷造りせなあかんから、あえて開けんとそのままにしてる箱もようけあるけど、今の所確認できた範囲では割れた物は何もないし、その場で置き場所も自分らが指示していけたから特に問題は無かったんちゃうか?
J)そうね。全部降ろしてトラックの中が空っぽなのを確認するように言われて、お金払って終了。用意しておいたペットボトルのジュースを皆さんに配ったわ。
S)全部終わって、午前10時頃やったかな?前のアパートで積み出し始めてから全部終わるまで2時間弱や。何度も言うけど、スピーディーでびっくりしたで。
J)じゃ、今度は新しいバレンシアでの生活についての話ね。
S)あ、それは次にしよか。お腹空いてきたで。
J)え~、もうあれもこれも話したいことがいっぱいあるのに~。
S)だめだめ。セーブしとき。ほな、次回やで~。