ドゥマゲテからバレンシアへの引越し①
- 2019/04/13
- 08:00
J)私たち、ついこの間ドゥマゲテから出て引越しをしたのよね。そのあたりをお話しないといけないわ。
S)そうやねん。このブログどないなるんやろ。引越し先はバレンシアゆう町や。ブログの名前どないしょ~?「バレンシア・レポート」かなあ。
J)それ、あとで考えましょ。(^_^;)
バレンシアというのはドゥマゲテの隣の市だけど、タリニス山に登る坂の途中にあるのよね。
S)そうそう。町の中心はだいたい標高200メートルくいらいでドゥマゲテより確実に涼しいとこやで。
なんでそこに引っ越したかゆうと、ただ涼しいからゆうだけではないで。
J)そうね。それを説明するには前に書いた土地探しのことから話さないとね。
土地を手に入れたいと思って探してたんだけど、新たな土地を見つけてはダメになり...の繰り返しだったわね。
S)そや、土地の話もほぼ決まって家の設計の話まで進んでいたのに、正式な契約をする直前になって、ダメになったのもあったな。オレたちよりぎょうさんの金出すゆうて横入りしてきた客がおって、その開発業者はそっちをとってしもたんや...
J)何でもお金が物を言うのね、ってちょっと悲しい気持ちになったわ。でもあの場所は景色は良いけど、少し不便な場所だったから大丈夫かなあ?って内心心配だったわ。
S)どうなるんやろて思ったけど、その後ようやく、バレンシアで気に入った土地が見つかってリース契約も出来たゆうわけや。それで今は家を建てる方向で話進めてるんや。
J)そうね。家を建てる時は毎日監視にいかないと大工さんたちがサボるって聞いて、それじゃ、ってことで、家を建てる前にその土地の近くにアパート借りて引っ越そうという話になったのよね。
S)こっち来てから2度目の引越しやけど、前と違って、大きな荷物が増えてたから大変やったな。
J)ドゥマゲテに来て初めに住んだアパートは一部家具付きで、冷蔵庫、エアコン1台、温水シャワー、ガス台、食卓&椅子、ソファー、ダブルベッドはついていたけど、シングルベッドや食器棚、洗濯機、扇風機、窓のない部屋にエアコンも1台買わなきゃならなかったわ。
S)次のアパートは家具なしやったから、いろいろ揃えなあかんかった。
ガス台、食卓&椅子、息子の勉強机、冷蔵庫、温水シャワーとかな。広げたらダブルベッドになるソファーも買ったな。あと、エアコンも1台追加購入した。結構モノ持ちになったんや。
J)ところが、今度のこのアパートは逆に洗濯機以外は全て揃っている完全家具付きアパートで、エアコンや温水シャワーはもちろん、食卓&椅子、冷蔵庫、各部屋のベッド、ゴミ箱まで付いていたから、私たちとしては逆に備え付けを減らしてもらいたかったのよね。
S)そう。部屋代はそのままでええから家具の一部(ダブルベッド一台と食卓&椅子)をその敷地内にある倉庫に入れてくれへんか、ゆうたらすぐ気持ちよくオーケーしてくれたから助かったワ。それで気をよくして、入りきらへんうちのエアコン2台、温水シャワー、ガス台も預かってくれへんかゆうたら、それもオッケーしてくれた。それでここに決めたわけや。
J)親切だなあと思ったわ。でも、心配は狭いことだった。ここは便利だし、築2年位のきれいな建物なんだけど、今まで住んだ中で一番狭くて、増えた荷物が入らないんじゃないかって、あとで考えて失敗だったかなあと心配だったわ。
S)それは引越し後の工夫でなんとか納めたけどな。
J)あと、もう一つ考えなければいけなかったのは、荷物が増えていたからどうやって引っ越せばいいかってことね。
最初の引越しと違って今度は自分たちの大きな冷蔵庫もあるし、いろいろ買ってたから家具を運ぶのにはどうしても人手とトラックが必要だと思ったわ。
S)そうやな。1回目の引越しの時は近かったから小物は自分らで運んで、大きな家具は、いつも水のガロンボトル配達してくれてた力持ちの兄ちゃん達に「1点200ペソでどうや?」ってゆうて頼んだんやけど、さすがに今回はそうはいかへんからな。
ドゥマゲテに引越し業者ってあるんかいな?ってことになって、調べたわ。日本の業者やったら、箱とか緩衝材も用意してくれるけど、こっちではどうなんや?とかな。
J)日本語で検索しても中々出てこないドゥマゲテの引越し事情、続きは次回~!