ザンボアンギータ(Zamboangita)に水曜日しかやっていないマラタパイ(Malatapay)って市場があり、面白いよ~との話を聞き、行ってみた。
(↓場所はここ)


J)我が家から、途中給油に立ち寄ったりしながらバイクで50分位で到着したかしらね。
S)そやな。ここらへんでは舗装もしっかりしてて走りやすい道やったけど、それだけに皆んなスピード出していたなぁ。
J)急に道が混み合って来たから何かな?と思ったらそこがMalatapayだったわ。
S)アポ島行きのボート乗り場に向かう道の両側が市場になってるから、そこを目指して行けば分かりやすいんちゃうか。

J)まず目についたのが、市場の入口付近で鶏を大事そうに抱えている人たち。
S)闘鶏のニワトリをみんな大事そうに抱えて、羽を撫でたりしてたで。
J)闘鶏やってたようだったけど、練習試合って感じだったね。
S)ああ。だいたい尻尾持ってお試しに気合い入れさせてる感じやった。本番をやる場所も近くにあったんかいな。それとも、そのニワトリを売ろうとしてたんかいな。そのあたり、ようわからんかった。
J)それを過ぎて、アポ島行きのボート乗り場に続く道を行くと、そこが市場になっていて、野菜や魚のほかに、いつも行く近所の市場には無いような、生活用品やタバコや、コーヒー、籐製のベッドや長椅子も売っていたわね。



S)しばらく行ったら右手に入口があってその中で家畜の競りやってる区画があったで。あれがマラタパイ・ライブストック・マーケット、家畜市場やったんやな。

J)中に入るのは有料だったから柵の外から見てみたけど、買い取られた牛や豚をトラックに乗せようとしていて、動物たちは激しく抵抗していて可哀想な感じがしたわ。
S)そうやなあ。きっとトラックに乗せられて来たとき苦しい思いしたから二度と乗らへんで~!思ったんちゃうかな。前足折りたたんで、しまいには坂の上で寝っ転がってしまうのもおった。
J)人間が尻尾をロープみたいに持って頭を引き上げて無理やり乗せてたわね
S)うちの近所でのんびり草食んでる牛見てたら、ああいう生活も悪ないな、て思ったりしたけど、やっぱ牛に産まれへんでよかったで。あのあとすぐに食肉処理場に行くのと、うちの近所みたいにのんびり暮らす組みに分かれるんかいな。
J)どうなんだろうね~。馬もいたし豚もいたね。
S)そうやで。豚はブヒーブヒーて泣き喚いてたワ。
J)その後、私たちはアポ島が見えるカフェでランチしたね。そのカフェは宿泊もできるようだし、海に入る人のための脱衣場とシャワーもあったわね。
S)今回は外国人向けのちょっとファンシーなカフェに入ったけど、マラタパイに併設されてる大衆食堂も試して見たいな。レチョンとか、家畜系のもんがあるらしい。あと、やっぱり家畜の売買の様子見たいから今度はお金払って入場しよか。



(↓カフェのメニュー)


(↓私たちが選んだ物。上からFish n’ Chips、Fried Fish Fillet、Fresh Mango Juices)



(↓アポ島方面)

J)昼食後、せっかくここまで来たのだから、Zamboangitaの街まで行ってみようということになって、バイクで更に先に行ってみたのよね。
S)あっという間に到着したな。あっという間に通り過ぎそうな小さな街やった。
J)海方面に行ってみよう、と左手に向かったら、改修中だけど石造りの素敵な教会を発見。



↑モーゼの十戒がビサヤ語で掲げられていた。下には、1.神に対して:何よりも神を愛せ、2.人に対して:汝の隣人を自分のように愛せ、とビサヤ語で書いてある。
J)その近くには学校や、公園、市庁舎もあったわね。

S)そこから一気にDumagueteに帰ってきたけど、やっぱり疲れたなぁ。
J)そうね。乗せてもらって文句言うのも悪いけど、後ろの席は座面が少し斜めで、すぐ前に前に移動しちゃうのよね。で、ヘルメットがぶつかるのを避けるために、頭を反らす様になってその姿勢が続くと肩が凝って来ちゃって...(^^;)
S)車のように楽ちんドライブっちゅうわけには行かへんワなあ。
J)でもバイクは駐車場所には悩まなくてすむよね。プチ旅楽しかったよ。また行こうね!
今度はバイス(Bais)かな?カサロロの滝(Casaroro Falls)、ツインレイクス(Twin lakes)…、行きたい所はたくさんあるね~(^_^)